スポーツパフォーマンスの劇的向上⁉︎プライオメトリックトレーニングの実験②
こんにちは!Naokiです!
現在、プライオメトリック・トレーニングを1ヶ月行うと50m走のタイム、球速[km/h]がどれくらい成長するのかという実験をしています!
計測は1週間ごと行い、
今日は記念すべき第1回目の50m走のタイムと球速を測定してまいりました!!
(これからあと3回計測予定 )
ちなみに今回の実験のトレーニングメニューが下の表1になります。
先週は第1週のトレーニングを行いました。
表1 週3回、4週間のプライオメトリックトレーニングプログラム
エクササイズ | 1週目 | 2週目 | 3週目 | 4週目 |
上半身 | 上半身 | 上半身 | 上半身 | |
・ホッププッシュアップ | ・クラッププッシュアップ | ・フルボディプッシュアップ | ・ニートゥーエルボープッシュアップジャンプ | |
10回×3セット | 10回×3セット | 10回×3セット | 10回×3セット | |
下半身 | 下半身 | 下半身 | 下半身 | |
・スクワットジャンプ | ・スクワットジャンプ | ・スクワットジャンプ | ・スクワットジャンプ | |
5回×2セット | 5回×2セット | 10回×1セット | 10回×1セット | |
・スプリットスクワットジャンプ | ・スプリットスクワットジャンプ | ・スプリットスクワットジャンプ | ・スプリットスクワットジャンプ | |
5回×2セット | 5回×2セット | 5回×3セット | 5回×3セット | |
・バウンディングジャンプ | ・バウンディングジャンプ | ・バウンディングジャンプ | ・バウンディングジャンプ | |
50m×2セット | 50m×2セット | 50m×2セット | 50m×2セット | |
・シングルレッグジャンプ | ・シングルレッグジャンプ | |||
5回×1セット | 5回×1セット | |||
パイクジャンプ | パイクジャンプ | |||
5回×1セット | 5回×1セット |
月曜日に上半身のトレーニング、火曜日に下半身のトレーニング、金曜日に上半身と下半身のトレーニング を行いこれで週3回とする。
目次
1. プライオメトリックトレーニングをする前の50m走のタイムと球速
2. 測定までの道のり(長いので結果だけ見たい方は次の測定結果だけ読んでください)
3. 結果と考察
1. プライオメトリックトレーニングをする前の50m走のタイムと球速
先にトレーニング前の僕の実力について書いておきますね。
これが小学校でサッカー、中学で陸上、高校で卓球、大学でソフトボールという輝かしい経歴を持つ僕の50m走のタイムと球速だ!!
(50m走のタイムは1ヶ月前に学校の体育の授業で測定、球速は1週間前にバッティングセンターで計測した。)
50m走のタイム・・・7.2 秒 球速・・・116 km/h
え…………………………………………???
3年間も陸上やってたのに高校生の平均タイムと同じ….............?
(ちなみに高2男子の平均7.29秒、高3男子の平均7.19秒…いや俺、高3より遅いやん!)
球速に至っては中学生ピッチャーよりも遅いやん….............
約13年も運動やってこれかよ。。
少し涙が出てきた。。。(大嘘)
2. 測定までの道のり
午前7時00分、 自然と目が覚めた。
こんなに爽やかな朝は3日ぶりだ。
僕は今までの睡眠負債をこの睡眠で返済したことを確信した。
そして今までにない素晴らしいアイデアが思いつきそうだった。
今日の測定を行う上で1つだけ問題点があった。その問題点はずっと放置していた。
さて…一体どうやって50m走のタイムを1人で測ろうか…。。
スマホが1台に50mメジャーが1つ…。
結局その時は何も思いつかず、まずは球速をバッティングセンタに測りに行くことにした。
バッティングセンターで球速は2ゲーム(約20球)投げて測定した。
正直50mのタイムの測定法も思いついていないし、電車代480円、バッティングセンターの1ゲーム300円、しかも2ゲームやるのでこの実験全体で1080円、ちょうど僕のバイトの時給と同じくらいのお金が吹っ飛んでかなり凹んでいた。
こんな心理状況の中で速い球なんて投げれるはずがないと思っていた。
しかし現実はいい意味で僕の期待を裏切ってくれた。
初球で過去最速となる117km/hを記録し、2ゲーム目にはなんと121km/hを記録したのだ。これには驚いた。
だって1週間前より最高球速が5km/hも早くなっていたんだぜ!
1週間で人間ってこんなに成長するの?
プライオメトリックトレーニングってもたかが週3回しかトレーニングしてないんだぜ。
僕の頭の中で複雑なネットワークを形成していたニューロンが猛烈な勢いで発火した。
そう思いついたのだ。メジャーとスマホと家に一台あるパソコンで50mのタイムを測定する方法を。
50mのタイムを1人で測定する方法
1.メジャーで50mを測定する。
2.スマホをスタート位置が見えるようにゴール付近にセットする。
3.スマホの動画撮影機能で走っている様子を撮影する。(2回撮影した)
4.家のパソコンで「ストップウォッチ 無料」と入れて検索する。
5.スマホの動画を見ながらパソコンのストップウォッチでタイムをを測定する。
この時、タイムの測定はより正確な値に近づけるために5回測定した。
5回測定した値の平均値を実際の記録とした。
ニューロンが発火したとかいう王袈裟な表現を使った割に普通なアイデア…
次に50m走の結果を以下の表2に示す。
表2 50m走のタイム
1回目の測定 | 2回目の測定 | |
1 | 6.98 | 7.17 |
2 | 6.92 | 7.33 |
3 | 6.96 | 7.24 |
4 | 6.99 | 7.13 |
5 | 7.09 | 7.27 |
平均値 | 6.988 | 7.228 |
1回目走った時のタイムが6.988秒、少数点第2位で四捨五入して約7.0秒
2回目走った時のタイムが7.228秒、小数点第2位で四捨五入して約7.2秒
2回目の記録は1回目の記録に比べて0.2秒遅くなってしまった。
しかし1回目の測定結果は以前の僕よりも0.2秒も速くなっていた。
3. 結果と考察
結果
50m走のタイム 球速
7.2秒 → 1回目の測定では7.0秒 116km/h → 121km/h
2回目の測定では7.2秒 球速は5km/h上昇した。
50mのタイムは約0.2秒短縮された。
考察
この実験の問題点は、正確に測定できているかわからないことだ。
50m走のタイムはスマホの動画をストップウォッチで5回測定し平均値をとったが
本当はおそらく異なる値だろう。
球速はバッティングセンターで測定したのだが、ちゃんとした機械かどうか怪しいのでもしかしたら本当は121km/hではないのに、偶然121km/hが測定されてしまったのかもしれない。
それに今回の実験では被験者が僕1人しかいないので統計学的に分析することができない。よってこの記録の上昇が全員に当てはまるかどうかわからない。
つまりこの記録の上昇は僕1人にしか当てはまらないかもしれない。
誰か一緒に実験してはくれないものだろうか?
終